お目当てのブランドバック

彼とお付き合いを始めて2年が経ちました。
その間、わたしもお仕事を頑張りました。
その間、一目ぼれしたヴィトンのサングラス。
それを購入するために頑張っていたのに、シリーズが変わって、店頭から姿を消してしまったのです。
まぁ、サングラスに6万以上も使うのは、あまりに実用的ではなかったかな、とも思うのですが・・・。

彼の方は、実家住まいでこつこつ貯金をしているようですが、いろいろ目的があるらしく、バッグなんておねだりできない雰囲気。
っていうか、自分で買うべきなんだよね。
自分磨きと称して通った着付け教室。
これって、級が上がるにつれ、試験にもお金がかかるんです。
助教授まで頑張りましたが、最後の教授はあきらめたわたし。
だって、助教授は花嫁衣装まで着付けするのですが、教授の試験は十二単なんだとか。
そんなの、必要ないと思いませんか?
また、いつでも学に復帰できるというので、遠慮させてもらったのでした。

ブランドバッグを身につけるのが良いのか、資格を身につけるのが良いのか。
結局。
今は、ヘルパーの資格をとるための受講を始めたわたし。
結婚後のお仕事のため、今のうちに取っておこうと思ったのです。

で。
彼との結婚が決まったわたし。
今頑張っているヘルパーの資格をもらったら、お祝いにヴィトンのバックを買ってくれると言ってくれました。
それと、もうひとつ。
結婚後に住むための家を見に行こう、と。
そのための頭金をこつこつためてくれていたのです。
ブランドバックなんかとは比べ物にならないくらいのプレゼント。
家の中に階段のある一戸建てに住むのが夢だったわたし。
ずっと団地住まいで、短大を卒業してからは、家が狭いから、と追い出されるように一人暮らしを始めました。
なんとなく気持ちがすたれていたし、一人暮らしの大変さから、かなり自分に手を抜いていたと思います。
そんな中で始めた自分磨き。
そしてつかんだ幸せ。
と、ブランド物(笑)。
結婚してからも自分磨きを忘れず、幸せな奥様でいたいなと思います。

短大時代のあの友達は、今も幸せにしているのかなぁ、と今でもときどき思いだします。